ゲーム批評 FINAL FANTASY W

言うまでもないくらいに有名なRPG「FINAL FANTASY」(以下FF)の4作目に当たるのがこれ。
初のスーパーファミコン(以下SFC)版のFFでもあります。
この作品は、僕にとっては非常に思い出深い作品です。僕はゲームソフトは大体が1回、多くて2回クリアすると飽きてしまってもうやらない方なのですが、この作品に関しては今までに5回はクリアしています。そして未だ尚も「自分的RPGベスト3」と崇めています。
僕が初めてこのゲームに触れたのは幼稚園の頃。丁度、1991年頃ですね。
まぁ、「ゲームに触れた」とは言っても、所詮は幼稚園児。「たたかう」「まほう」くらいしか選ばずに滅茶苦茶に進めていただけなので、当然ながら途中で詰まってしまって、先に進めずに一時的にほっぽり出すことになります。
それから約2年程経った後、小学校の友人との話題でふと「FINAL FANTASY」が出たのが始まりでした。
「そういえば、僕もFINAL FANTASYWっての持ってる。でも、あのゾンビみたいな敵倒せないんだよねー」
「あぁ、それね、ゾンビにはポーションを使うと、大ダメージを与えられるんだぜ」
「えぇ!?そうだったの!?」
たったこれだけ、なんの変哲もないようなことですが、こういうFFWの奥深さこそが自分の中の「RPGの法則」のようなものの基礎を築き上げることになったのでした。
例えば、「炎のモンスターは水の魔法に弱い」、「水に住んでいるようなモンスターは雷の魔法に弱い」、「氷のモンスターは炎の魔法に弱い」、「ボスには大体、弱点や攻略法がある」、「ボス戦前には大体セーブポイントがある」等々...............。
今では、こんなことは当たり前のように思えるかもしれないのですが、僕にとってはこのFF4こそがこれらの概念の基本となっているわけです。
さて、続いてゲームの内容のほうに。
「W」はハッキリ言って、システム上はこれといった特徴はありません。あえて言うならば、現在ではおなじみのアクティブタイムバトル形式が「W」から始まったってことくらいでしょうか。
他には「ジョブチェンジ」も「マテリア」も「ドロー」も「スフィア」もありません。
ただ、これこそが物語性を逆に引き立たせているのでは無いかと思います。
そもそも、RPGというものはどうしても最強の職業・技・武器というものが存在してしまい、それをすべてが満たせるキャラのみを使うことになったり、全員がその職業になってしまったりして各キャラの特徴が薄くなってしまうものです。
しかし、「W」はそういったものを無くすことによって、各キャラの特徴を設定道理に反映しているのです。
また、FFに限らず、最近のRPGはなんらかの方法でパーティを入れ替えたりできるようになっていますね。
僕としては、これこそが各キャラの印象を下げる一番の原因になってしまっているのではないかと思っているのです。
キャラを入れ替えできると、どうしても自分の気に入ったキャラ(もしくは強いキャラ)のみを使うようになりがちで、ほとんど陽の目を見ないようなキャラクターで出てきてしまうようになってしまうわけです。
しかし、「W」はパーティ入れ替えというものは存在していないのです。ストーリーが進むにつれて仲間キャラが加わったり、分かれたり、裏切られたり(!)する、そんなところがWの魅力だったりします。
多分、自分にとっての「FINAL FANTASY」はこれからも変わらず「W」だと思います。
| 評価(MAX5) | 解説 | |
| ストーリー | ☆☆☆☆☆ | 地上世界・地底世界、そして月すら冒険します。カインには散々裏切られますが、そこがまたストーリー性を高めていますねぇ。 |
| サウンド | ☆☆☆ | 特にバロン城からの旅立ちの時のBGMは最高です |
| 難易度 | ☆☆☆ | そこまで難しいわけでも無く、簡単過ぎるわけでも無く |
| やりこみ | ☆ | やりこみ要素はかなり薄いです。「ピンクのしっぽ」を探すくらいか? |
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